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堀田 正典/Hotta Masanori
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広告で架空のアイドル?



 AKB48が起用されているお菓子メーカーのテレビCMで、センターの子が「CG(コンピュータグラフィック)!?」ではないかと話題になっている。

 広告手法としてはCGというのは問題ないのだが、話題の作り方が非常に不快だ。



 まず、ファンの間ではCM前に「謎の子がセンターに立つ」と話題になっていたとのこと。
 まあ、これはファンとしてみれば当然だろうし、発表前から話題づくりの仕掛けをすることはよくある。

 次に、CMがスタートし、直後に朝のワイドショーなどでこぞって取り上げ、話題をふりまいた。
 いったい一つの番組内で何度CMを流したことだろうか。ここでも、水面下の取引が透けて見える。

 その後、まあ~流れるわ流れるわ! テレビ番組・動画投稿サイト・ブログ…。たった2~3日で動画投稿サイトでは数千万回(!)流れた。これだけ見れば、広告効果としては大成功だ。最高のパフォーマンスといっていい。

 直後、AKBメンバーのブログでネタバレしていることが話題になったりとか、プロデューサーから擁護するメールがあったとか。どうしても、シナリオ臭い。

 要は、メーカーも「誰かにばらしてもらわないと困る」のだ。もちろん、その子がばらさなくても、すぐにメーカー側がリークしただろう(発表ではなくリークだ)。あるいは、その子がばらすようにうまく誘導したのかとさえ思える。その子は、完全なスケープゴートだ。仕掛け側は、あくまで自然に起こったことを装いながら、すべて誰かがやるように計算している。

 しかし、メーカーもここまでの反響だとは予想していなかったかもしれない。
 消費者を甘く見すぎだ。仕掛けた側は、消費者の動向など手のひらで操れるとでも思っているのだろうか。
 一部ではかなりの消費者が怒っている。当然だ。

 今は、メーカーがどのタイミングで何をどのように発表するのかが見ものだ。自社の非を認めれば、CMやキャンペーン自体が使えなくなるし。

 このような消費者やファンを愚民あつかいする手法を使うメーカーや広告制作サイド、知ってて煽るTVは、

 吐き気がする。


 表現としては

 1)CGを使うことや、架空のキャラクターを使うことが悪いのではなく
 2)事実か演出かはっきり提示する
   (映画はどんなにリアルでも映画。マジックはタネがわからなくてもマジックと承知している)
 3)「ウソ」を使うなら、その時間内(CMならCM時間)で解決すること
 4)問い合わせには事実を伝えること(個人の権利を守ることは別)
   (今回のケースで、メーカーが消費者からの問い合わせに事実を伝えないことはあってはいけない。)
 
  • Date : 2011-06-19 (Sun)
  • Category : コラム
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