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【その壊れ物に用がある!】 Art&Lutherie Wild Cherry

Art&Lutherie Wild Cherry

今年の初めころ入手した Art&Lutherie Wild Cherry
トップ・サイド・バックにワイルドチェリー合板を使っている。
シリアルNo:98******で 98年製作と思われる。

一通りチェックしながらクリーニング。
一応、弦も貼ってみる。(上記写真)
大きな傷などは少ないが、ところどころダメージがある。
Art&Lutherie Wild Cherry

もともと、チープな作りのモデル。
あまり、大げさなリペアは合わないので、
可能な部分のみ作業することにする。

ただ、この時点では弦高がやたら高い。
ネックの順反りもあるが、調整しても限度がありそう。
もともと、フィンガーピッキングには向かないモデルようだ。

まず、目立つのはブリッジの浮き。これは張り直し。
ちなみに、弦を張り替えるときにナットも付け直した。

Art&Lutherie Wild Cherry

ブリッジを外しました。熱は使わず水で。
どうやら張り直しは、今回が初めてのようだ。

Art&Lutherie Wild Cherry

接着。真ん中は売ってるネジやアングルの組み合わせで
加工なしの治具を作った。なかなかよろしい。
そしてこの前に、蒸気とプレスで、トップのふくらみを少しおさえてみた。
1mmほど変化が出たので、良しとする。
合板なので、あまり気を遣わなくても良いが、
丈夫な分だけ、ふくらみは治しにくい気がするが…。

「よし!おわり!」と、全体をチェックしてみたら
ゲッ! おしりのところに隙間が…
これは、バック板を外さないと修理ができないが、
そんな手間は掛けられない。(だいいちできない)

したがって、埋めることにする。

Art&Lutherie Wild Cherry

写真は、ヤスリで木の粉を作って、タイトボンドに混ぜ、
隙間に埋め込んだところ。

Art&Lutherie Wild Cherry

写真ではわかりにくいが、隙間が埋まった。

Art&Lutherie Wild Cherry

そして、塗装の剥げなどをタッチアップ。
本来は木工用塗料を使うのだろうが、
塗装の直しを行うのではないので、絵具を使う。
艶なしのアクリルガッシュにメディウムで、ツヤを調整する。
タッチアップって、楽しいよね。

Art&Lutherie Wild Cherry

IMG_0385_1.jpg

最後に、磨きを掛けて、まずまずの仕上がり。
それでも弦高は、まだ高かったが
あえて、トラスロッドなどはいじらず、使い手に任すことにする。
そして、欲しい人の元へ旅立って行きました。

ところが、後日、一点大失敗があることに気付いた。
最後にサドルを戻す時に、間違って
別の良いギターのサドルを組んでしまった。

確かに、リペア後の写真とブリッジ浮きの写真を比べると
サドルが違ってる…

せっかくチープなリペアを心掛けたのに、トホホ…
サドルだけ返してくれとは言えないしな~
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